平塚湘南ライオンズクラブ(LC・端山愼一会長)が18日、中原小学校の6年生92人に向けて、薬物乱用防止教室を開講した。
同クラブで薬物乱用防止教育認定講師の安永享滋(たかしげ)さんは約10分間の講話の中で、昨年薬物使用で逮捕された元プロ野球選手の清原和博さんや歌手のASKAさんを例に挙げながら、「薬物は一度使用するともう逃れられない」と薬物の恐怖を力説。講話の終わりには児童らと共に、「薬物乱用はダメ、ゼッタイ」と3回唱和し、誓いを交わした。
DVDを使い、薬物が脳に与える影響を具体的に解説した。薬物は一度使用すると脳の細胞を破壊し、使用者の身体・心をむしばんでいくことを伝えていた。
真剣な表情で講話を聞いていた児童らは、口々に「怖いね」「絶対になりたくない」と話し合っていた。
大野かおり校長は「薬物乱用をしないのはもちろん。誘いを受けたときに上手に断る方法を学ぶ必要がある」と話す。
同クラブは、薬物乱用防止教室のほかに同教室の講師養成にも力を入れており、昨年10月に開催された薬物乱用防止教育の認定講師養成講座には同クラブから10人が参加し、講師資格を得た。
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