柔道決勝の副将戦。女性巡査の健闘に歓声が上がった。
平塚警察署で先月27日、日頃の訓練の成果を披露する武道始式が実施された。
石井孝署長ら警察関係者、来賓合わせて約１５０人が参列した。石井署長の「日頃の訓練、特に16日から実施してきた寒稽古の成果を発揮してほしい」という挨拶で試合が始まると、道場からは技が決まるたびに歓声が上がった。
柔道と剣道の５人１組の団体戦では地域第一課、二課、三課、専務の４チームが日頃の稽古で磨いた技を競い合った。柔道では地域第三課が、剣道では地域第二課が優勝した。
とりわけ大きく歓声があがったのが、柔道決勝の地域第二課対専務チームの副将戦。旭交番勤務の小泉寛夏（ひろか）巡査（四段）と刑事第一課の菊池諒巡査長（三段）の一戦は、体格差がありながらも果敢に攻め、引き分けに持ち込んだ小泉巡査に大きな拍手が送られた。
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