3月3日の雛祭りと5月5日の端午の節句に合わせて理解と愛着を深めてもらおうと、平塚市博物館(浅間町12の41)で春の特別展「女の子と男の子のお雛さま〜桃と端午の節句人形〜」が催されている。
特別展では、同館の所蔵する江戸時代から昭和40年代までの雛人形と五月人形が35組、豆雛・芥子(けし)雛を含めると1600体以上の人形が展示され、時代によって移り変わる人形の姿や種類を知ることができる。
開催のきっかけを同館の浜野達也学芸員は「博物館に寄贈されている人形たちがもう一度活躍する場を作りたかった」と話す。
3月25日には、浜野氏による講演会「相模の節句行事」が開かれ、平塚市を含む周辺地域の三月と五月の風習を、事例を通しながら解説する。「節句人形の魅力」(4月8日/人形店の吉徳資料室長・林直輝氏)、「雛祭りと端午の節句」(4月30日/東玉人形の博物館副館長・大島一敏氏)なども企画されている。
浜野氏は「人々の思いが詰まったお雛さまの魅力をたっぷり味わってほしい」と呼びかけている。
4月1日から五月人形も展示される。期間は5月7日まで。(月)休館。入館無料。
問い合わせは、同館【電話】0463・33・5111へ。
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