色とりどりのバラが見頃を迎えていた（５月１５日撮影）
市内寺田縄の花菜ガーデンで、バラが見頃を迎えている。同園では６月４日（日）までローズフェスティバルを開催中で、約１５００品種、２３００株のバラが来場者の目を楽しませている。
フェンスなどに巻き付くツルバラの習性を生かし、大きく波打つ湘南の海を表現した「バラの海」や、香りが強く独特の芳香を楽しめる「香りのバラ」のエリアなど、園内では花の特徴を伝える展示を実施している。
また、品種改良の歴史に沿って、系統や分類ごとに観賞できるバラ園もあり、世界中で愛され、研究されてきたバラの背景についても知ることができる。
カメラ愛好家10人と共に訪れた横浜市在住の小野清治さん（83）は、「今、綺麗なバラだけでなく、明日にでも開花しそうなつぼみも捉えたい」とカメラ歴40年の腕を振るう。「晴れた日もいいですが、雨のしずくをまとったのも綺麗ですよ」と話していた。
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