昨季2敗を喫したアビスパ福岡をホームに迎えた第14節は0対3で敗れ、5試合ぶりの黒星となった。
試合は平日のナイトゲームにも関わらず、8千人を超えるサポーターの声援を受けた湘南が序盤から躍動。4バックに布陣を変更し、縦への”推進力”を増幅させ、山田直輝や今季加入で初スタメンの野田隆之介らFW陣を中心に攻撃を組み立て押し込んだ。
前半7分、10分と続けて先制点を匂わせる決定機を迎えたがスコアは動かず。
すると終了間際、防戦一方だった福岡にセットプレーから先制を許す。
後半に入っても運動量を武器に攻めたてたが58分に追加点、87分にダメ押しを許し万事休す。少ないチャンスを確実に決めた福岡に軍配が上がり、昨季のリベンジを果たせなかった。
前節に続き湘南は4バックの布陣を敷き、反町監督率いる松本山雅に挑んだ。前半からゲームを支配し、松本の守備を崩していく。一方で素早いカウンターに手を焼く場面も何度かあり、0対0で前半を終える。
試合が動いたのは後半早々。昨季まで湘南に在籍した松本GK村山が弾いたボールを岡本が頭で戻し、野田の足元へ。後ろ向きの体制から放った技ありのオーバーヘッドシュートが決まり、湘南が先制する。移籍後初ゴールを決めた野田は、湘南サポーター席の前まで駆け寄り、拳を突き上げ喜んだ。
直後に1点を返されるも、セットプレーのパス回しから湘南が再びチャンスを掴む。62分、バイアのクロスに山田が頭で合わせて追加点。待望の今季初ゴールが勝ち越し弾となり、2対1で湘南が勝利した。30度を超える猛暑の一戦を制し、勝ち点30で2位に順位を上げた。
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