商店主が講師となり専門知識を伝授する催し「まちゼミ」の事前説明会が先月30日、平塚商工会議所で開かれ、参加予定の店主らおよそ25人が参加した。
まちゼミとは、商店街の各個店が講師となり専門知識や技術を講義するもの。参加者は関心のある店を訪れ無料で学ぶことができ、店側にとっては店の存在や特徴、こだわりを知ってもらうことで商機拡大のメリットがある。
2003年に愛知県岡崎市で始まり、これまでに全国47都道府県、300を超える地域で開催されてきた。平塚市では昨年、駅北口周辺の19店舗で初めて実施。今年は10月16日〜11月24日に「駅近キラ☆キラ商店街 第2回平塚まちゼミ」と題しておよそ35店舗が参加する予定だ。
説明会では、まちゼミ生みの親で「岡崎まちゼミの会」代表の松井洋一郎氏が講師を務め、まちゼミの意義や実施する際のポイントなどを解説。「まちゼミは講習会でなく、コミュニケーションの場。店主がしゃべって良いのは20分程度」「商品やサービスのセールスはだめ」などと実例を交えながら分かりやすく説明していった。
参加した(有)東曜印房(明石町)の水嶋祥貴さん(40)は「昨年はまちゼミの講師を務めることに精一杯でしたが、今年は受講者の方とのコミュニケーションをしっかり意識して、より有意義なものにしていきたい」と話していた。
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