平塚市は8月19日(土)、「総合防災訓練」と「防災フェア」を総合公園で同時開催する。訓練では、北朝鮮の弾道ミサイルを想定した避難訓練を県内で初めて実施。地震発生時の自主防災組織の立ち上げや避難所運営などの理解も深める。
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弾道ミサイル訓練(午前9時15分〜30分/トッケイセキュリティ平塚総合体育館)は、北朝鮮の脅威が増すなか、日本政府が示している着弾した際に取るべき避難行動を周知する。
会場では、全国瞬時警報システム「Jアラート」を園内で鳴らし、屋内避難や防護姿勢を訓練。「屋内では窓のない部屋に移動する」といった避難行動や情報収集法を市職員が解説する。県作成のビデオ「弾道ミサイル落下時にとるべき行動例」も上映される。
地震対応訓練(午前9時35分〜11時20分/同体育館)は、身の安全確保や自主防災組織の立ち上げ、負傷者の救出、避難所の開設・運営などについて模範演技を披露。震災での自助・互助の役割を再確認する。同体育館内に設営された避難所は訓練後に一般開放し、その雰囲気やダンボール製のベッドなどを身近に見学してもらう。
防災フェア 震度7体験も
防災フェア(午前10時〜午後2時/平塚のはらっぱ)は、あると便利な防災グッズや保存食、耐震化啓発の展示をはじめ、震度7の起震車や土のう作成、消火器、心肺蘇生、AEDの体験ブースを出展する。
イベントは▽人形劇「カンカン塔の見張り番」(午前10時35分/午後1時)▽ピラフやドライカレーなど保存食の炊き出しと試食(午前11時〜午後1時半)▽災害救助犬捜索訓練(午前11時半/午後1時5分)▽自衛隊による架柱橋訓練(午前11時40分)などを予定している。
問い合わせは市災害対策課【電話】0463・23・1111(代表)。荒天中止。
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