平塚版 掲載号:2017年9月7日号
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ピースハウスボランティアの会の会長を務める 袴田 明典さん 菫平在住 68歳

患者と家族に寄り添う

 ○…富士山を望む中井町の丘陵地に建つ日野原記念ピースハウス病院。病気が進行した患者に緩和ケアを提供する、国内初の独立型ホスピスとして1993年に開設された。医師や看護師、大勢のボランティア仲間とともに入院患者とその家族を支えている。妻が同病院のボランティアを10年ほど続けている縁で、仕事をリタイアした後に活動を始めて4年目になる。

 ○…ボランティアが携わるのは、清掃や配膳、看護師の手伝い、面会者らの受付、アートプログラム、午後のティーサービスなど。送迎バスの運転、園芸、修繕、美容などを専門的に行う特技ボランティアもある。曜日ごとにチームを組み、夫妻で月曜日のグループに所属する。40代から80代まで76人のボランティアが登録しており、「一人ひとりの力が集結して大きな支えになっています」と語る。

 ○…活動は交通費を含めてすべて無償だ。患者と家族が抱える辛さ、悲しみに直面することもある。それでも、「患者さんが『今日のお茶はおいしかった』と言って笑顔を見せてくれると、こちらも幸せになる。ボランティアとはこういうことだと実感します」。ホスピスでの経験を通して自身の生きる意義についても考えるきっかけになった。

 ○…団塊の世代。「子どもの頃の日本はまだ戦後の貧しさがあり、自分でおもちゃを作って遊んだものです」と振り返る。仕事に励み、家庭も大事にしながら、息子たちをのびのび育てたいと平塚に住まいを構えた。

 ○…理事長を務めていた医師の日野原重明さんが7月に105歳で永眠した。「カリスマ性があり、日野原先生とお話しすると誰もが元気をいただきました」と故人を偲ぶ。「ピースハウスはやすらぎの家である」という理念に改めて共感を深め、日野原さんの遺志やボランティアとしての使命も強く感じているという。「人のために役に立てれば」。活動の出発点となった思いは今も変わらない。

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