老朽化などの理由で、民間借家を利用して運営していた岡崎学童保育会が、岡崎小学校の余裕教室に移設された。10日から保育を開始しており、これにより同クラブでは3人の待機児童が解消された。来年4月からは神田相模学童クラブも神田小学校へ移設される。
放課後児童クラブは、保護者が就労等により昼間家庭にいない小学校児童を対象に、放課後の安全な居場所確保のため、市の「放課後児童健全育成事業」として開設されたもの。市内では39の児童クラブが業務委託により運営されている。
保育児童数が増加していた2005年の八幡小学校への移設を皮切りに、16年度までに富士見小学校や松が丘小学校、真土小学校など6小学校、7教室の整備が実施された。
市は余裕教室への移設理由として、市内の小学校で耐震工事が完了していることや、学校から児童クラブへの移動を校内でとどめられること、公共施設を利用することによる財政の健全化を挙げている。
17年4月時点で放課後児童クラブを利用している児童は1647人。市は民間借家を使用している放課後児童クラブ18カ所についても、順次施設整備を実施し、小学校の余裕教室への移設を進めていくという。
問い合わせは青少年課【電話】0463・32・7029。
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