東海大学湘南キャンパス『第63回建学祭』の実行委員長を務める 辰巳 勇貴さん 法学部法律学科4年
ピース繋ぎ合わせ大きな絵に
○…入学時に友人に誘われて何気なく入った建学祭実行委員会。以来、どっぷりと浸かり、昨年は実行部隊の長も務めた。約60人のメンバーから推薦指名を受け、委員長として満を持して先頭に立つ。委員長として気をつけていることは、自分から口を出すのではなく、後ろでどっしり待っていること。「一番上がわちゃわちゃしていると皆も不安になると思うから」。しかし、昨年第一線で建学祭を動かしてきた経験をもとに、ミスが起きないよう目を配り、それとなく注意を促すことも忘れない。
○…当日の目玉は、と問えば「学生の企画と模擬店すべて」と断言。学生が作り上げるバラエティに富んだ催しが建学祭を形作っている。11月1日から3日までの期間中毎日行われるコンサート、フィナーレを飾る2000発の花火も注目のイベントだ。「近隣のみなさんには協力をいただき、感謝しています」と話す。
○…横浜市泉区出身。心理学を学びたいと、心理学の講義を取れる東海大学へ進学した。昔から人と関わることが好きだったが「委員会に入っていなかったら地域の方々や他の学部の人と話す機会もなかったと思う。新しい関係を築けたのは良かった」と4年間の委員会活動で得たつながりを大切にする。持久力はある方で、体力づくりとしてランニングすることもしばしば。「景色が変わっていくのが好き」なのだそうだ。警察官志望で、建学祭後には試験も控えている。「将来どの道に進んでも、人と関わることをずっとやっていきたい」と笑顔で話す。
○…今年のテーマは『Puzzle』。学生がひとつひとつ準備を進めてきたピースがつながり、いよいよ『建学祭』という大きな絵が全容を現そうとしている。「大変だし辛いこともあるけど、他の大学に負けない魅力があると思う。どんな面白いことをやっているのか、遊びに来てほしい」。自信作のお目見えは、もうすぐだ。
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