サッカーJ2の湘南ベルマーレは先月29日、Shonan BMWスタジアム平塚で行われた第39節で、ファジアーノ岡山に1対1で引き分けて2014年以来2度目のJ2リーグ優勝を決めた。8千人超の湘南サポーターと曺(チョウ)貴裁(キジェ)監督、選手らが表彰式で喜びを分かち合った。
2位アビスパ福岡が前日に東京Vと引き分けたことで昇格は決定、優勝を懸けた一戦は引き分け以上が求めれる状況で迎えた。
台風22号の接近で試合前から強い雨が降り、ピッチには水たまりが目立ち、滑るピッチに足を取られた。転がしたボールは水しぶきを上げて止まり、自慢のパス回しも影を潜めた。
先制したのは湘南。前半44分、左サイド深くから放った山田のクロスに、ジネイが高い打点のヘッドを叩き込み、1点リードで後半へ弾みをつけた。
しかし後半は岡山が主導権を握り、10本近いシュートを浴びせられる猛攻に晒された。GK秋元が好セーブを連発したが同42分に同点ゴールを許して振り出しに。GKを上げてまで逆転を狙った岡山のフリーキックを杉岡がヘッドで弾き出したところで、歓喜を告げる笛が鳴り響いた。
前回優勝(2014年)はアウェーだったこともあり、この日は最後までサポーターが居残って表彰式を見届けた。キャプテンの高山薫が優勝シャーレを突き上げてサポーターを煽り、ビールかけでは曺監督が標的の中心になって祝福のシャワーを選手から浴びた。
試合後の会見で曺監督は「ベルマーレに関わるすべての人におめでとうと言いたい。優勝という結果は、みんなが頑張ったからだと思います」と話していた。
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