初詣参拝客の足元を明るく照らそうと、市内広川にある八幡神社の氏子有志が手作りの竹灯籠を製作している。2回目の試みで、境内で新年を迎える人に灯し火を届けようと急ピッチで作業に取り組んでいる。
「以前から足元が暗いので何かできないかとの話が仲間内で出ていた」と話すのは、広川太鼓保存会の窪田一夫さん(64)だ。窪田さんは昨年、地元の神社に華を添えるため九州地方で盛んな竹灯籠を発案。親戚から竹を譲りうけ、140基の灯籠を作製した。
周囲から好評だったこともあり、今年は保存会メンバーにも協力を要請。灯籠の数も倍以上の300基に増やし、総動員で準備を進めている最中だ。
灯籠には植物や花火、干支の動物などを表現。インターネットで加工法を学び、窪田さん自らドリルを使いデザインを施している。窪田さんは「今後は会員で輪を広げて数を増やしながら、多くの人に八幡神社を知ってもらうきっかけがつくれれば」と話していた。
竹灯籠の点灯は、31日午後11時から翌午前1時まで。詳細は窪田さん【電話】0463・58・2747へ。
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