西真土在住の石橋咲織さん(18)が12月14日、空手道高校女子個人形で三冠を達成したとして落合克宏市長を表敬訪問した。石橋さんは高校初優勝の全国高校空手道選抜大会を皮切りに、全国高校総合体育大会、国民体育大会と個人形で優勝している。
石橋さんは5歳のときに兄の影響で空手を始めた。小学生の頃から全国大会に出て優勝するなどセンスを開花させ、6年生からナショナルチームに所属し、一流の世界に触れてきた。
空手強豪校の横浜創学館高校へ進学したが、2年生まではタイトルを取ることができず、悔しい思いも。石橋さんは「精神面が弱く、負けてしまうことが多かった。2年生の終わりごろから、ラストチャンスだと思って、強い気持ちを意識して練習してきた」と、悲願達成の道のりを明かした。
空手は2020年の東京五輪公式種目にも決定している。日本から形競技に出場できるのは1人だけという厳しい代表争いだが、「この1年で国際大会への出場機会をもらうことも増えた。前までは夢のまた夢でしたが、今は目標として東京五輪を目指します」と笑顔で宣言していた。
落合市長は「ぜひ平塚から世界へ、活躍の場を広げてほしい」と話していた。
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