(PR)
株式会社三興 事業継承の好事例 公共工事の施工技術リフォームへフル活用
中小企業の経営課題である事業継承を見事にイノベーションに繋げている好事例の一つが市内で空調工事、建築・リフォーム業などを営む(株)三興だ。創業者の築いた経営基盤と二代目の溢れるアイデアが両輪となり、ぶれない推進力を生んでいる。
同社は、吉川正行会長が1980年に創業。温室・園芸設備、業務用設備、住宅設備の「3本の矢」で事業を興そうというのが社名の由来だ。「当時は重油の質が今よりも悪く、農業用ボイラーの故障がよくあった。大事な作物が一晩でだめになるから修理はいつも待ったなし」。
正行会長は枕元に電話を常に置き、今も電話が鳴れば深夜でも駆け付ける。他社にできない仕事をする。顧客を一番に考える。「義理と人情、信頼の積み重ねが会社を育てた」というのが会長の矜持だ。
企業のビルや工場の大規模な設備工事から住宅改修まで順調に推移し、当時から公共事業にも参入。優良建設工事表彰を何度も受賞するなど高水準の施工技術を蓄積、それを支える職人ネットワークを一代で築いてきた。
裕之社長は建築設備の総合商社を経て入社、主に建築・住宅リフォームを担当。自社の技術を最大限発揮するため、既成概念に捉われない工事で差別化を追求してきた。住宅設備展を見学するバスツアーなど、消費者目線の企画も次々と考案し、ファンを増やしている。
正行会長は3年前に社長職を継承。今も現役を続けながら親子2枚看板で緩やかに確かな変革を遂げている。「末永く世に求められる企業になるため、創業精神は残しながら若い発想で時代の要請に応えていくことも大事だ」
|
<PR>
|
|
|
|
|
|
|
<PR>