平塚商工会議所(常盤卓嗣会頭)の賀詞交歓会が10日、湘南ステーションビルラスカホールで催され、地元政財界などから過去最高となる約400人が一堂に集まり、新年のスタートを賑やかに祝った。
常盤会頭は冒頭の挨拶の中で「(証券取引所の)大発会から株価の大幅な上昇があったが、平塚の経済圏においてはまだまだ実感することはできない。商工会議所で全力をあげ、経済の底上げに力を尽くしてまいりたい」と述べ、地域経済の活性化に向けた地元企業の結束を訴えた。
また、平塚駅までの引き入れを見据えて、JR相模線の複線化を目指す広域団体に加盟することや、ホームタウン内の財界人で検討を進めている湘南ベルマーレのサッカー専用スタジアムを市内に誘致することをはじめ、近隣商議所と協力した相模湾の魅力化や、行政と連携した創業支援など、経済界として取り組むべき目標も披露した。
出席した落合克宏市長は「昨年、平塚市では人口の社会増が1000人を超える勢いで見られた。区画整理が進んだ真田北金目、ららぽーと湘南平塚に隣接した宮松町の影響とみられる」と市内の明るい兆しを強調。「(人口増により)待機児童が増えてしまったが、それを解消し、子育て世代から選ばれる手応えを感じながら、選ばれるまち、住み続けるまちを目指したい」と述べた。
公務で出席しなかった河野太郎大臣は書簡を寄せ「世界経済は途上国を先頭に日本を上回るペースで成長している。海外の成長を日本の成長、平塚の成長にどう取り入れていくかを考えていく必要がある。平塚から世界に羽ばたく企業が一つでも増えることを期待します」と外相らしい言い回しで激励していた。
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