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「6次産業化」で新たな活路 産業間連携のモデルケースに

文化

掲載号:2018年1月25日号

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 6次産業化による新商品の発表会が17日、平塚市役所で行われた。新商品は地場のシイラや大根を活用したご当地グルメ。業種を超えたアイデアで付加価値を生み、販路拡大につなげながら地場の魚や野菜の「地産地消」を後押しする。地域資源に新たな活路を見出そうと、市内の民間事業者が得意分野を生かす産業間連携の新たなモデルケースになりそうだ。

アイデア光るご当地グルメ

 市内の鶏肉専門店「鳥仲商店」(黒部丘/【電話】0463・31・0349)は、地場産シイラを使ったメンチカツやトマトチーズコロッケなど全4品を開発=写真上。低利用魚を活用したい市漁協や障害者の授産施設を運営する進和学園(万田)と協力した。

 全国の漁師が自信をもって勧める魚として選定される県の「プライドフィッシュ」に認定され、海外では「マヒマヒ」の愛称で人気のシイラ。だが鮮度の落ちやすさや見た目の悪さから国内での流通は少ないのが現状だ。

 そこで同商店は臭みを取りながら淡白な白身を生かす味付けなどに工夫を重ねた。進和学園の工場で作られるパンやトマトピューレを活用したタルタルバーガーやトマトチーズコロッケサンドも考案し、食材から生産まで地場にこだわった商品を生み出した。

 今後は学校給食などにも活用させたい意向で、同商店の鈴木崇専務は「『平塚シイラ』のブランド化を進め、多くの人にPRしていきたい」と意気込んでいる。

 価格は280円〜500円(税抜)。2月1日から同商店で順次販売される。

 手作り総菜や弁当を提供するスーパー「まじめや」(西八幡/【電話】0463・22・6382)でも、飲食店と農家でコラボを組んだ新商品を2月1日から販売する。

 開発したのは平塚産の大根を余さず使ったスープと、大根の葉を混ぜ込んだ特製のおにぎりの2種=写真下。同スーパーの石原裕子さんが「旬の野菜を使った総菜が作れないか」と、低農薬農法など安全性にこだわって野菜を栽培する「猪俣農園」(上吉沢)に相談したことがきっかけだった。レシピは「旬菜屋NoBu」(龍城ヶ丘)に協力を要請。地元ブランド米「はるみ」を使った特製の甘酒で味付けを施し、甘味のある味わいに仕上がった。

 スープは1個280円(税抜)で、3月下旬まで同スーパーなどで販売予定。石原さんは「春は菜の花やブロッコリー、夏はトマトやキュウリなど、季節の野菜が味わえる商品を提供していきたい」と思いを寄せる。

 両店舗は新商品開発にあたり、市の支援制度「平塚市産業間連携ネットワーク」を活用。市はさらなる産業間の連携支援に意欲を示しており、商品開発費用の援助や事業者同士のマッチング機会などを創出する。「互いの強みを生かし、事業者がウィンウィンの関係になるような後押しができれば」(市産業振興課)と話している。

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