平塚警察署(村松康夫署長)で先月30日、署員が日ごろの鍛錬の成果を披露する「武道始式」が開かれ、市民や警察OB、関係者らおよそ150人が出席した。
厳粛な雰囲気に包まれた武道場では道着をまとった署員24人が整列し出席者に一礼した後、個人勝ち抜き戦「柔道・剣道高点試合」で式典の幕が開けた。
柔道の高点試合では12人の有段者たちが新年最初の真剣勝負を披露。2分30秒の試合時間で次々と対戦が進み、小柄な署員が鍛え抜かれた体をさらし長身の相手を投げ飛ばすと、客席からは「いいぞ、いいぞ」とどよめきにも似た歓声が上がった。
この日はほかにも、現役署員による実戦逮捕術、サックスやキーボードによるミニコンサートも会場を盛り上げていた。
村松署長は「警察官の強靭な心身が安全・安心の社会につながるということをわきまえ、さらなる向上をめざして頑張ってほしい」と署員を激励していた。
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