平塚警察署(村松康夫署長)は7日、ヤマト運輸(株)厚木主管支店(本橋秀己支店長)と災害時の交通対策に関する協定を締結した。
今回の協定は、大規模災害時に国道129号線「田村十字路」交差点に検問所を設営するためのコーンや通行止めを示す看板などの資機材を同社の下島支店に保管するというもの。
大地震が発生した際、緊急交通路を確保して現場の混乱と被害の拡大を迅速に防ぐ必要があるが、田村の交差点は平塚署から遠い。そこで交差点から近い下島支店に資機材を分散保管することで交差点へ速やかに資材を搬入し、警察の対応を円滑に進めていくことが期待される。
締結式で村松署長は「限られた警察力のなか、民間への協力は不可欠。このような支援はありがたい」と謝意を述べた。これに対し本橋支店長は「社員と社用車を活用して物資搬入のオペレーション補助をしっかりしていきたい」と話した。
今後、平塚署とヤマト運輸では資材搬入の合同訓練なども実施していく方針。
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