国際現代美術家協会員による作品展「インターナショナル・モダン・アート展」(ima展)が1日〜7日、東京都美術館で開かれ、中原在住の奥山真理子さん(50)のアクリル画「いのちの楽園」が第3位に相当する東京都知事賞に輝いた。
43回目を迎えた同展には事前選考を通過した372点が全国から寄せられた。
入賞作は「命の誕生の奇跡」をテーマに、細胞を形成する前の人間の姿を柔軟な想像力で描いた力作。作品に込めた思いを文章に起こし、推敲を重ねてから下書きや色塗りに移るという独自の手法で昨年9月から4カ月間かけて仕上げた。
80cm四方のキャンバスには明るい色彩が散りばめられ「同じ命を持つ植物にも似せることでよりテーマに近づくことができました」と奥山さん。入賞については「とてもうれしく、励みになります」と笑顔で振り返る。
絵画教室に通いながら個展も開いている奥山さんは、12月にパリで開かれる作品展にも出品する。「自信をもって送り出せる一枚を描きたいですね」と今後の創作にも意欲を燃やしている。
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