高齢者など、地域の買い物弱者を支援したいと地元スーパーの「株式会社しまむら」(島村孝征会長)が「移動スーパーとくし丸」と提携し、今月4日に業務をスタートさせた。とくし丸は2012年に徳島県で誕生した移動スーパー。軽トラックに商品を積んで販売に行くシステムで、現在は旭店を拠点に曜日ごとに土屋・吉沢・日向岡地区、土屋・大磯地区、南金目・公所・万田地区を回っている。
取り扱っている商品は、肉や魚などの生鮮品のほか、野菜、果物、パン、菓子、惣菜や日用品など。店頭価格に10円を上乗せした価格で販売し、希望の商品がない場合は、その場で注文して次回の訪問時に購入できる。
同社はこれまで、対象地域の7000世帯ほどを一軒ずつ回り、買い物に関する現状を調査してきた。「とくし丸を絶対に利用したい」と答えたのが約100世帯、「今後利用したい」としているのが150世帯ほどいることから、同社は今後、とくし丸の導入を1台から12台に拡大し、市内全域のニーズに応えたいとしている。
販売パートナーとして乗車し、接客などを行う川口倫史さん(46)は、「少しでも困っている人のためにがんばりたい。皆さんの笑顔が力になります」と話していた。
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