県政報告 大規模災害に備えを！ 神奈川県議会議員 米村かずひこ
ビッグレスキューかながわの様子
熊本地震を教訓に
神奈川県では阪神・淡路大震災を受けて策定した市町村向けの避難所マニュアル策定指針を見直し、改定しました。熊本地震の発生で浮かび上がった車中泊や軒先避難などの避難所外避難者の問題、高齢者や障がい者など要配慮者への対応など、熊本地震の教訓を生かした改定となっています。
避難者カード統一へ
私は昨年の神奈川県議会第１回定例会において、県が策定している避難所マニュアル策定指針の中に、市町が個別に作成した避難者カード（名簿）の記載項目を県で統一化し、要支援者の情報をより正確に把握することや、車中泊などで普段避難所にいない被災者であっても支援物資や情報が市町の枠を越えて避難所間で共有できるようにして、効果的な支援に繋げるべきだと提言しました。
今回の指針改定では避難者カードの統一化に向けた内容も記載されており、私の提言が形となりました。避難所の課題は他にも福祉避難所の確保やプライバシーの確保、急増している訪日外国人に対する対応など、まだまだ多くあります。議会活動を通じて一つ一つ県民の安心安全の確保に努めてまいります。
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