金目中学校柔道部(真田州二郎監督)がこのほど埼玉県立武道館で開催された「近代柔道杯 全国中学生柔道大会」(主催/全日本柔道連盟)に出場し、私立の強豪校がひしめくなか5人制の男子団体で3位に入賞。3人制の女子団体も予選リーグを突破するなど「公立の星、平塚にあり」を全国に知らしめた。
48チームが参加した「オープンの部」で、金目中男子は佐久長聖(長野)、高川学園(山口)、天理(奈良)など全国常連の強豪私立を次々と撃破。「先手、先手で攻める”金目の柔道”」(岸田耕平主将)は快進撃を続け、4年前に創部したとは思えぬ力で準決勝まで駆け上がった。
女子団体でも、三沢第一(青森)、岩倉(愛知)をストレートで下し、決勝トーナメント初戦で惜敗するも、延長戦まで持ち込む粘りをみせた。
金目中柔道部は真田監督が着任した2014年、20年ぶりに復活。校舎4階の教室に畳を敷き詰め10数人で再開した。
これまで大野中や浜岳中の柔道部を県内強豪に押し上げた名将の指導で選手たちは着実に力をつけ、昨冬の県新人戦、昨夏の県大会、今年冬の県新人戦で男女アベック優勝を続けている。
この春、新入部員が22人入り50人の大所帯となった金目中柔道部。岸田主将は「稽古で妥協せず、粘り強い柔道を作ります」と、7月の関東大会予選にむけ意気込んだ。
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