平塚版 掲載号:2018年5月17日号
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県傾聴赤十字奉仕団 平塚分団の委員長に就任した 小橋 恵子さん 公所在住 65歳

心の声に「寄り添う」

 ○…人は悩みや苦しみにもだえた時、差し伸べてくれる手を求めはしても、助言を求めるとは限らないのかも知れない。「私のそばにいてそっと話を聞いてください」。傾聴ボランティアとして各地の高齢者施設や個人宅に赴き、幾度も耳にしたそんな心の声はどれも覚えている。「活動は一生ものだと思っています」。4月に委員長となり決意は一層固くなった。

 ○…ただ「話し相手」と見られるむきもある傾聴は、そう単純ではない。相手の話を否定せず、受け止め、聴けるようになるには、相応のトレーニングと経験が必要となる。「どんな話をされてもこちらは表情を崩さず、まずはうなずくんです」。「もう死にたい」と切り出されたこともあった。そんな時は「死にたいくらいつらいことがあるんですね」と、肩をさすり、時に涙を抑え応えてきた。

 ○…川崎市に生まれ、地元の高校を卒業後は保育士として都内で働いた。30歳で結婚後、実母のそばに移ろうと平塚へやって来た。新天地でも保育士やヘルパーとして勤め、60歳の節目を迎えようとしていた時、広報の案内に導かれるように傾聴の講習会に参加した。今では50人を超す奉仕団のまとめ役だが「五感を使い全身全霊で聞かせていただくお話から学ぶことは多い。必要としてくださる人の心の声に生涯寄り添いたいです」と、現場主義を貫く覚悟だ。

 ○…ハキハキとした大きな声が印象的。元気の源は「チャレンジ精神」といい、自然と調和する姿に憧れ55歳でスキューバダイビングを始めた。「でも最近は耳が痛くて」と頭をかくが、今も時間を見つけてはシュノーケリングを楽しんでいる。「こうして毎日を生きられて幸せ。できることをコツコツやって行きます」と前を向く明るい表情は、充実感に満ちている。

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