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平塚版 公開:2018年6月28日 エリアトップへ

初産婦ら対象にデイケア 子育て支援センターで開始

社会

公開:2018年6月28日

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保育士が手作りおもちゃでの遊び方を指導
保育士が手作りおもちゃでの遊び方を指導

 平塚市は4月から新たな子育て支援策として、産後ルーム「ママはぐ」と産後メンタルヘルス相談を開設。子育て世代包括支援センター「ひらつかネウボラルームはぐくみ」(保健センター内)でサービスを提供している。

 同センターでは妊娠期から子育て期までの切れ目のない支援を提供するため、2017年4月に開所。母子健康手帳の交付場所を同施設に一本化することで、すべての妊婦と個別面談ができるようになった。

 昨年度は母子手帳の交付と合わせ3123人が相談に来所した。核家族化や地域のつながりの希薄化が進む中で、初めての育児や近くに支援者がいないことへの不安が多く寄せられたことから、市では産後ケアの必要性を感じるようになったという。

 「ママはぐ」は、産後4カ月未満の初産婦を対象に、月2回開催しているデイケアサービス。保健師、助産師、看護師、保育士、管理栄養士など専門家がチームを組んで対応する。ふれあい遊びや産後体操、母親の体力を回復させる昼食などユニークなサービスが好評だ。個別の育児相談にも対応し、利用料は昼食代500円。6月末までに30人が利用した。

 利用者の領毛いづみさん(27)は「子供の発育に不安があり利用した。初めての育児は不安も多く、専門家に聞けるのはありがたい」と話す。下竹莉沙さん(30)は「両親が県外で頼れる人もおらず悩んでいた。近い月齢の子供を持つママ友もできた」と話していた。

 また、メンタルヘルス相談は産後1年以内の母親を対象に月1回実施。「気持ちが沈む」、「イライラが強い」といった特有の不安に臨床心理士が相談に乗る。病院に行くことに抵抗感のある母親に対し、相談しやすい環境を作るのが狙いだ。これまでに5人が利用している。

 市健康課では「母子手帳の交付時や赤ちゃん訪問での相談を通じて、積極的に声掛けを行っている。身近な子育ての相談窓口として運営していきたい」と話している。

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