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T&M 受験講座 第20講 勉強したつもりを防ぐ 個別指導塾・家庭教師T&M
塾が教える「勉強とは」
「塾や家庭教師から授業を受けているのに、勉強ができない」という相談に何度も答えてきました。こうしたケースに私は「勉強したつもりになっていませんか」と問いかけるようにしています。
勉強したつもりとは、「授業を眺めて、手順をノートに写すだけ」の受け身の状態を示します。生徒本人はその場だけで分かったつもりになって勉強したと思い込んでいます。▼ノートをとるだけ▼教科書を読むだけ▼教科書を丸暗記するだけ――。様々な「勉強したつもり」があります。
しかし、人間は忘れやすい動物です。授業を受けても、それを使って思い出す練習をしなければ、6日後には約75%を忘れるといいます(エビングハウスの忘却曲線)。忘れているのにも関わらず、次々と新たな内容の授業を受け続けると、理解の抜け穴ができ、「勉強ができない」状態に至ります。つまり習熟しなければせっかくの授業が無駄となっているのです。
ノートは、授業の内容を記録するだけではなく、実際に問題を解いて、分からなかった内容をまとめるノートを作り、それを確認しながら問題を解くことで初めて勉強と言えます。教科書は内容を理解して定義を自分の口で説明できるようになりましょう。意味を理解しないままでは、応用はほとんど効果がありません。
「勉強したつもり」の生徒さんは勉強の意欲はあります。授業を習熟する方法を知り、具体的に学ぶことができれば、着実に学力は伸びます。私は指導を行うにあたりこの点を重視しています。
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