医療の道を目指すきっかけにしてもらおうと、外科医の仕事を体験する「ブラック・ジャックセミナー」が21日、平塚共済病院(丹羽明博院長)で催された。
当日は市内の小学6年生35人が参加。同院の外科医9人と看護師5人のもと、実際に手術で使われる医療器具を使って、糸と針による手術縫合などを学んだ。
内視鏡体験では、モニターを見ながら鉗子(かんし)を動かし、ビーズをつまんで移動させた。超音波メス体験では、高速振動で生じる摩擦熱を利用して臓器や筋繊維を切開するメスを使い鶏肉に埋め込まれた異物を摘出していた。
林田悠奈さん(11)は、「体験するうちに出来るようになって楽しかった」とにっこり。小川達也さん(11)は「将来、医者をめざしてもいいかも」と意気込んでいた。
谷和行外科統括部長(55)は「子供は成長が早い。ぜひこれを機に興味を持ってもらえれば」と期待を寄せていた。
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