夏休み中の子供たちにゴミ問題や水の循環について学んでもらおうと、東海大学大学院人間環境学研究科の学生が16日に須賀の寺子屋(太洋中学校)で、20日にこどもの寺子屋(富士見公民館)で理科教室を開講した。
須賀の寺子屋では小学生9人に、ゴミ分別の大切さを学んでもらう教室を実施。ゴミ分別の啓発教育メニューを学ぶ同院1年の染谷侑(たすけ)さん(22)が講師を務め、「平塚市の1年間のゴミの量は約8万トン。ゾウ2万匹分の重さ」と例えたり、パズルゲームを用いたりして分かりやすく解説していた。参加した港小5年の女の子は「ペットボトルはラベルまでちゃんと分けるようにする」と話していた。
こどもの寺子屋では17人の小学生が参加した。水循環と生活の関わりをテーマに同院1年の鶴田怜志さん(22)が説明。醤油を混ぜた水が蒸発とろ過できれいになる実験で汚れた水がきれいになる過程を披露すると、子供たちは興味津々な目を向けていた。友人と参加していた寺門里紗さん(12)は、「自分の家の近くにある川はなじみ深い存在。もっと調べてみたい」と瞳を輝かせていた。
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