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「心の声を身に着けよう」 ヘルプマークをくるみボタンに

社会

掲載号:2018年8月30日号

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ボタンを作る吉田さんボタンのサンプルイメージ
ボタンを作る吉田さんボタンのサンプルイメージ

 錦町在住のグラフィックデザイナーで「提手」(テイショウ)の作者名で活動している吉田強さん(40)が「ヘルプマーク」のくるみボタンを制作し、マークの認知度を上げようと取り組んでいる。

 ヘルプマークは義足や人工関節を使用している人、妊娠初期の人など、外見ではわからなくても配慮を要する人が援助を得やすくなるように東京都が2012年に作成した。「見えない障害」に対する支援として全国に広がり、神奈川県内でも市役所などで配布されているが、配布場所が少なく認知が進んでいないのが現状だ。

 吉田さんは平塚に生まれ育った。高校を卒業後、25歳から独学で絵を描き始め、江戸時代の浮世絵画家・歌川国芳のだまし絵などに影響を受け、黒を基調とした独自の画風を特徴とする。地元飲食店の「ヤスダバーガー」のロゴ制作なども手がけ、個展やグループ展など精力的に活動している。

 口下手で自己紹介が苦手という吉田さんは、「普段着でも身につけられる名札があったら便利」と、心の声や夢を描いた布張りのくるみボタンを制作している。

 ボタンをきっかけに会話が広がることも多く、そこからボタンの注文を受けたこともあるという。

 そんな中、フェイスブックの投稿で「ヘルプマーク」の存在を知り興味を持った。「まだまだ認知度がないマーク。もっと気軽に身につけられる工夫をしたらもっと浸透するのでは」とボタンにするアイデアを思いついた。

 今年7月にSNSで発信すると「マークに関心がわいた」「さりげなく身に着けやすい」など反響もあり、さらに「電車などで席を譲る側も勇気がいる」と、支援する側のためのボタンも制作し始めた。

 「今後は市内の店舗や施設で必要とする当事者とその家族などを対象にしたボタンの作り方などのワークショップを開いていきたい」と吉田さん。「まずは、多くの人にマークを知って欲しい。困っている人の手助けになれればうれしい」と話している。

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