平塚版 掲載号:2018年9月27日号
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「いただきます」の自主上映会を企画したほん和かママ代表 佐藤 由美子さん 撫子原在住 50歳

お母さんの元気を作りたい

 ○…「元気いっぱいの園児たちの姿。この映画を平塚のお母さんたちに見せたくて」と上映会への思いを熱く語る。映画『いただきます』は、毎日食べる味噌を自ら園児たちが仕込む保育園の食育を追ったドキュメンタリー。今年6月に茅ヶ崎市で開催された上映会に参加し、感激のあまり翌日には市内の会場を探し、予約した。「インスタントなど便利な食があふれる今だからこそ、得るものを見つけて欲しい」と力を込める。

 ○…「お母さんが元気だと子供も元気。当たり前の事なんだけど、忘れがち」。結婚後に平塚に転居し、見知らぬ土地で初めての子育て。母親同士のつながりを強めようと2010年に「ほん和かママ」を立ち上げ、13年から代表を引き継いだ。母親たちの座談会、育児の専門家などを招いた講演会などを企画し、子育てに悩む母親に寄り添う。「お母さんがぱっと笑顔になるの。だからやめられない」とはにかむ。市内外の市民団体とも交流を図り、「孤育て」を防ごうと奮闘する。

 ○…静岡県出身。高校生の時に卒業生のソプラノ歌手に憧れ、音大に進んだ。社会に出て技術の拙さを実感し、「本場でもう一度歌を学びたい」と34歳で渡伊した。「すぐ電気が止まるなど生活は大変だったけど、食べ物が美味しくて」と満喫。帰国後はオペラにも出演し、現在は歌と琴とピアノによるユニットを結成し、精力的に活動中だ。

 ○…歳での高齢出産、難産で生死の境をさ迷った。「この子の命だけは」と祈ったという。奇跡的に助かり、その後もすくすくと育ち、今や小学2年生。「生意気ざかり、でもかわいくてしかたない」と成長を温かく見守る。夫と娘が眠った後がリラックスタイム。「自分時間を持つことが元気の源」とほほ笑んだ。

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