東海大学チャレンジセンターの「ライトパワープロジェクト・ソーラーカーチーム」が、世界大会『サソール・ソーラー・チャレンジ2018』(南アフリカ共和国/9月22日〜30日)で総走行距離3941・4Kmを記録し、準優勝した。同チームは特別賞として、環境賞も受賞している。
この大会は、首都プレトリアから7都市を経由しながら約2000Kmを8日間かけて走行する。決められた時間までにゴールに到達できれば、何度でも周回コースを周ることができ、順位は総走行距離で決まる。
車両は昨年の『ワールド・ソーラー・チャレンジ』(オーストラリア)で使用したものに、空気抵抗を抑えるための改良をし、勾配のある南アフリカのコースに備えたモーターに付け替えた。レースは間際からの大雨に濡れながらのスタート。7日目まで1位通過の快走をみせたが、最終日にライバルのデルフト工科大学チーム(オランダ)に惜しくも抜かれた。
チームリーダーの武藤創(あらた)さん(工学部動力機械工学科3年)は、「優勝を目指していたので、悔しい気持ちが大きい。走りきれたことはホッとしています」とレースを振り返る。既に来年の大会に向けて新車を設計中で、「世界一を狙う」と意気込んでいた。
ソーラーカーは10月20日(土)、同大で開催される「グローカルフェスタ」で展示され、デモ走行(【1】午後1時〜【2】午後3時5分〜/雨天中止)も実施する。(問)同大【電話】0463・58・1211
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