「車椅子バスケットボール体験講習会」が17日に真土小学校で開催され、3年生97人が参加した。この体験は総合学習の一環で、福祉を学ぼうと企画。平塚市社会福祉協議会の協力のもと、「湘南地区車椅子バスケットボール講座隊」(松井昭二代表)が講師を務めた。
同隊は15年ほど前から車椅子バスケットボールを広く知ってもらおうと県内の小中学校を中心に、年間80回ほど出張講習会を開いてきた。
この日は日本代表の鈴木百萌子選手のほか、大嶽智也選手、熊谷昌飛選手など現役選手4人が参加。普通の車椅子と競技用の違いなどを紹介した。講師によるドリブル、パス、シュートのデモンストレーションの後、児童たちはミニゲームを体験。初めて乗る競技用の車椅子に興味津々で、すぐに乗り方を覚えバスケを楽しんでいた。
参加した児童は「少し手の力が必要だったけど面白かった」と話していた。車椅子での生活を続けている松井代表は「ケガを乗り越えて今がある。皆さんもどんな事があっても乗り越えていけるので、できることは取り組もう」と児童たちに諦めない心を伝えていた。
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