四之宮の「ひまわりレディース&マタニティクリニック」(尾形慶院長)が1日、妊婦と新生児の救助を想定した防災訓練を同院の職員30人と平塚市消防本部の協力で実施した。
訓練は震度7の地震が発生した設定で、医師、助産師などが水や食料、医療品などを持ち寄り、野外に大型テントを設置。避難中でも出産に対応できるよう分娩用のテントも設営された。また、院内で火災が発生した想定で、出産直後の母親と新生児をタンカを利用し、避難させる訓練も行った。
同院は東日本大震災があった2011年に開院。
「災害時に慎重な対応が必要とされる妊婦や新生児を守りたい」と15年から独自に防災訓練を実施している。大規模な訓練は今回で3回目。尾形院長自らが防災士の資格を取得し、職員の意識を高めてきたという。市消防本部は「今後も自主的な訓練に取り組んでいってほしい」と話していた。
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