子育て支援に取り組む事業者や個人を神奈川県が表彰する「第12回かながわ子ども・子育て支援大賞」の表彰式が11月30日に県庁で開かれ市内2団体が奨励賞、1団体が草の根賞を受賞した。
奨励賞はポコポコの会(多田道代代表)と暮らし・つながる森里川海(臼井勝之理事長)が受賞した。ダウン症がある子の母親が悩みを共有するポコポコの会は、ダウン症の理解を市民に広げる活動が評価された。多田さんは「手探りでダウン症の子供の育て方を模索してきた。認めてもらえてうれしい」と喜ぶ。
暮らし・つながる森里川海は、人と生き物が共存したまちづくりを目指し、地域の環境保全と学習機会を提供している。臼井理事長は「行政では対応できない部分をこれからもカバーしていきたい」と意気込んでいる。
地域密着の活動に贈られる草の根賞は、富士見地区町内福祉村「ぬくもりの家」のふれあいサロンひよこ(青木節子代表)が獲得。出産後の母親の不安や悩みに寄り添い、交流するサロンを運営する。青木さんは「ボランティアも一緒になって成長し合える場所を続けていければ」と話していた。
30件の応募から事前審査とプレゼンを経て大賞1件、奨励賞6件、草の根賞3件、特別賞1件が選ばれた。大賞はKFP鵠沼おやじパトロール隊(小林昭二名誉隊長・藤沢市)。
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