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薄田社長の良心リフォーム塾〈第23回〉 知って欲しい「足場」のこと
(有)リョウシンリフォームの薄田社長によるリフォーム塾。今回は塗装に不可欠な「足場」について解説する。
――外を歩いていると、足場はよく見かけます。
「鋼鉄の作業床である足場は、組み合わせたパイプを床のように使う単管式足場と、幅のある踏み板を組むクサビ式足場の2種類があります。
単管式は2階建・30坪程の建物に対応し、塗装職人さんが自前で組むので安価です。しかし繁忙期や納期などの関係で自前で組むのが時間的に難しいケースがあります。
一方、3階建・40坪以上の建物をはじめ、急勾配の屋根、軒裏の木工事、雨どいの交換などが伴う工事は、足元の安定するクサビ式を用います。足場業者に発注するので単管式よりコスト高ですが、職人さんの技術を発揮するのに欠かせません」
――注意すべきポイントはありますか。
「ご説明の通り、足場は必ず一定コストがかかりますので、『足場代0円』などと謳う広告には首をかしげてしまいます。
実際に見せてもらった見積では、足場代は確かに0円と記載されていましたが、他の項目に価格転嫁され、総額ベースでは当社と変わらないケースがありました。数社に見積りを依頼し、内容を比較してよく見極めると間違いがないと思います。
また、強風の日は養生シートを畳んでおかないと、帆のように負荷がかかって足場が倒れる危険性があります。近隣の迷惑にもなるので、注意しておくとよいでしょう」
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