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株式会社ケンオーダイニング 「美味い、届ける」 ２時間の壁を越えろ市場直送のホルモン
食肉販売を手掛けるケンオーダイニングの村田泰幸さんは今年１月から、鮮度を追求した「市場直送ホルモン」を始める。
ホルモンは「モツ」ともいい、腸のシロや、肝臓のレバー、心臓のハツ、胃袋のガツ、子宮のコブクロなど居酒屋や焼肉店では欠かせない食材だ。
「市場からその日のホルモンを直送することは、出来そうで出来なかったこと」と村田さん。牛や豚の食肉加工を行う神奈川県食肉センター（厚木市）が午前８時30分に開いてから、一通りの作業が終わるのが10時ごろ。飲食店が仕込みを始める12時までの２時間が、鮮度にこだわる村田さんの“タイムリミット”だ。「それでも美味しいホルモンを届けたい。新鮮なホルモンはプリッとしていて、冷めた時でも臭みがほとんどありません」
平塚で人気の炭火焼き居酒屋の店主は、偶然店を訪れた村田さんと意気投合し、３カ月前から取引を開始した。「うちは毎日、売り切れる量の仕込みしかしない分、食材を厳選しています。ホルモンは切られた瞬間から味が急速に劣化していきますが、村田さんのホルモンは、その日に捌かれたものを冷凍しないで持ってきてくれるから鮮度抜群。お客さんからも大好評です」とにっこり。
今後の目標は市場直送ホルモンの販路拡大。村田さんは、「食べれば『美味い』と分かるはず。これからも新鮮さにこだわってお届けします」と、はにかみながら意気込んでいる。
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株式会社ケンオーダイニング
神奈川県平塚市桜ケ丘6-16
TEL:0463-51-6008
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