「実力差」縮める一年に
東京五輪で初めて実施されるスポーツクライミングの強化選手に最年少で選ばれ、昨年は夏季ユース五輪優勝とワールドカップを経験。同年代相手に勝ち切れたことをうれしく思う一方で、1つ上のカテゴリーで戦うことの難しさを痛感した。
強化選手には現在9人が名を連ね、日の丸を背負って東京の舞台に立てるのは2人だけ。国内外大会の成績次第でメンバーの入れ替えもあるため、気の抜けない状況が続く。「実力的には一番下」と謙遜したが、「代表争いをモチベーションにかえて、上位にいる選手との差を縮めていきたい」と飛躍を誓う。
今年4月のワールドカップツアー参戦を見据えて、藤沢市内や都内のクライミングジムで技術向上に取り組みながら、課題とする筋量不足に目を向ける。「少しずつ効果が出てきた」というトレーニングの成果に喜び、「安定した成績が残せる選手になりたい」と話す。
世界選手権7位、国内ランキング2位以内など高い壁に挑んでいく。
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