「全国中学生創造ものづくり教育フェア」(1月26日(土)・27日(日)葛飾区水元総合スポーツセンター)に春日野中3年の佐藤諒弥さんが出場する。
同大会は、中学校教育研究会の全国組織で全日本中学校技術・家庭科研究会が主催し、中学生が技術・家庭科で学習した「ものづくり」の成果を競う全国大会。
佐藤さんは昨年11月の県大会で、「木工チャレンジコンテスト部門」と「生徒作品コンクール部門II」の2部門で神奈川県知事賞を受賞した。県の代表となり、一次審査を通過して全国大会への出場を決めた。
「木工チャレンジコンテスト部門」は、与えられた材料を活用して、生活や社会の問題を木工の技術により解決できる作品を4時間以内で制作する。佐藤さんは県大会で、普段はゴミ箱やもの入れとして活用し、災害時にはトイレになる「災害用避難キューブ」を披露。全国大会はその改良版で挑む。「生徒作品コンクール部門II」では、事前に制作した作品が審査される。佐藤さんは、あられ組み継ぎ技法を使ったペン立てと木ネジを使ったちゃぶ台を制作した。
佐藤さんは、祖父の影響で電子工作に興味を持ち、小学校4年の頃には温度センサーを作るなど遊んでいたという。中学1年の技術の授業で木工に出会い、木を使ったものづくりの面白さに目覚めた。大会に向けて夏休みを活用し、技術教師のアドバイスを受けながら、アイデアと技術を磨いてきたという。
「中学2年時に出場した県大会では2位で全国には出られず悔しい思いをした。努力を信じて、全国大会に臨みたい」と意気込みを語った。
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