港地区の歴史を掘り起こしている「須賀史談会」(清田宰宏会長)が22日と23日の須賀公民館まつりで、「郷土いろはカルタ大会」の開催40周年を記念し、絵札で見る地元の歴史や風景、史跡を紹介する特別展を行った。
同カルタは1981年、地元住民から募って選定した句に合わせ、当時の港小学校4年生が句にちなんだ絵札を描き、地域ぐるみで制作された。
「それ引けと掛声揃う地引網」「夏の夜は須賀の花火に屋形船」といった風物が生き生きと詠まれ、子供らしい温かみのある絵札も印象的だ。
40周年を迎えたカルタ大会は毎年1月に開催されている港地区の恒例行事で、今年も約170人が参加するなど今も地域で親しまれている。
展示では、全45句のうち場所や行事の特定できる30句を選定、同会が関連する写真や地図などの資料を添え、地域の魅力を伝える仕立てにした。
同会の清田会長は「須賀の名所や歴史を知ることで、子供達に地域への愛着を育んで欲しい」と話していた。
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