リトアニア共和国パラリンピック委員会ナショナルチームのテストキャンプが16日〜26日まで平塚市内で行われた。市民との交流事業の一環で22日、春日野中学校(久松美代子校長/生徒数335人)を投てきや短距離の選手と監督、コーチら13人が訪問した。
同校体育館を訪れた選手団を前に、1年生115人が代表生徒の号令で、リトアニア語の「こんにちは」を意味する「ラバンエラ」とあいさつし、交流がスタート。
選手は、中学校の体力測定で行われる握力測定や立ち幅跳びを生徒と一緒にしてみせた。握力80kgオーバー、立ち幅跳び2m超えなどの記録が飛び出すと、生徒から驚きの歓声が上がった。
身体を動かすゲームを通し交流を深めた選手と生徒。質疑応答の時間に「毎日していることは」と生徒が質問すると、選手の一人は「朝起きてベッドを直すこと」と回答。「理由は2つ。1つは体を動かし、もう1つは、『一日の始まりにベッドをきれいにする』という良いことをしたから、次にやることもうまくいくと思っているから」と答えた。
ナショナルチームのカミール・サカラウスカイテ代表は「あたたかく迎えてくれてありがとう。皆の笑顔を見て、力をもらった。パラ五輪に向けて頑張ります」と謝辞を述べた。生徒は「外国人と触れ合うことが少ないから貴重な経験。身体も大きいし、優しいし、感激した」と感心しきりだった。
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