市内平塚在住で「文化と心のふれあい会」代表の奥山晴治さん(76)が6月13日(木)〜18日(火)、少年時代に集めていた映画のポスターやスポーツ紙の切り抜きなど、昭和を彩ったスターを懐かしむ約600点のコレクションを展示する「我が青春の昭和展」を紅谷町の市民プラザで開催する。
少年時代の奥山さんは、映画好きの祖母に連れられて観た銀幕の世界に夢中になった。駄菓子屋で俳優のブロマイドを買い集め、店主には店頭に貼られた映画の宣伝ポスターをねだるなど、コレクションを増やした。
展示会場には、当時から集めた映画ポスター50枚やスチール写真150枚、ブロマイド200枚を持ち込み、石原裕次郎や美空ひばり、グレース・ケリーら往年の銀幕スターで埋め尽くす計画だ。
市内在住で「男はつらいよ」シリーズの照明監督だった故・青木好文さんの使った台本など、地元の映画関係者から提供された資料も貴重だ。「渥美清は(台本にない)アドリブの常習者だったと聞いた。なるほど台本と映画を見比べると、それがわかる」とにっこり。
スポーツ紙はテレビのない時代、ファンだった大相撲の栃錦や若乃花の活躍を知る唯一の手段として、大事に切り取って保存していたという。
還暦や古希の節目にも同様の展示会を開いたという奥山さん。77歳の喜寿の年に開く展示会に「上り坂だった昭和の時代を懐かしんで」と話している。開場は午前10時〜午後6時(最終日3時)。希望者には展示物の販売も応じる。問い合わせは奥山さん【携帯電話】080・5030・9841。
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