神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
平塚版 公開:2019年8月8日 エリアトップへ

県環境科学センター プラごみ分布マップ作成へ クラウドファンディング実施

社会

公開:2019年8月8日

  • X
  • LINE
  • hatena
採取の様子(上)とマイクロプラスチック(同センター提供)
採取の様子(上)とマイクロプラスチック(同センター提供)

 海洋汚染で懸念されているプラスチックごみ対策に生かそうと、県環境科学センター(四之宮)は現在、相模湾に漂着するマイクロプラスチックの分布マップ作成に向けた取り組みを進めている。

 マイクロプラスチックとは、5mm以下のプラスチック粒子。一部の有害物質が吸着しやすく、河川を通じて海へと流入し、海岸に漂着して環境汚染の要因になるなど、近年、世界規模で大きな社会問題となっている。

 対策が求められている中、同センターは2017〜18年度に相模湾内4カ所、東京湾1カ所での漂着状況の調査(県予算計約200万円)、今年度は相模湾沿岸に漂着したマイクロプラスチックの発生源の解明調査(県予算300万円)を実施。その結果、ごみの材質や漂着量に地域差があることなどが分かった。

 そこで今回、ごみ削減に向けた施策立案に役立てようと、分布マップの作成を計画。一覧にして地域差を判別しやすくするほか「地域住民がごみ問題に関心を高めるきっかけになれば」と、県民参加による分布調査に乗り出す。来年2月に県民とともに海岸での採集・分析を行い、同3月にマップを作成したいという。

 現在はクラウドファンディングによる資金調達を進めており、同センターの加藤洋所長によると、目標額は100万円。募集開始から約1カ月となる8月1日現在、支援者41人から計46万1300円分の協力の申し出があったという。同プロジェクトは目標額達成の場合のみ決済が確定する。

 申し込みはクラウドファンディングサイト「アカデミスト」(【URL】https://academist-cf.com/projects/132?lang=ja)へ。募集は8月19日まで。(問)同センター【電話】0463・24・3311

平塚版のローカルニュース最新6

柔道通じて国際交流

平塚柔道協会

柔道通じて国際交流

仏指導者ら30人招待

4月19日

「ノーライト」9課に拡大

平塚市

「ノーライト」9課に拡大

障がい福祉課で3月導入

4月18日

原さん、県選手権Ⅴ

湘南平テニスクラブ所属

原さん、県選手権Ⅴ

全日本めざし全国転戦

4月18日

地域共創ポイント始まる

キャッシュレス新事業

地域共創ポイント始まる

消費促進や地域貢献など

4月18日

ファン投票始まる

オールスター競輪

ファン投票始まる

4月18日

全店で食支援活動

平塚信金

全店で食支援活動

149kg集めフードバンクへ

4月18日

馬肉専門販売店

1500円以上お買い上げの方、「タウン見た」でユッケプレゼント

https://rarea.events/event/112428

<PR>

あっとほーむデスク

  • 3月7日0:00更新

  • 1月1日0:00更新

  • 12月14日0:00更新

平塚版のあっとほーむデスク一覧へ

コラム一覧へ

平塚版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月19日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook