連日の猛暑が続くなか熱中症が原因とみられる救急搬送が急増している。市消防救急課によると8月1日〜4日までに14人が搬送、同課では今後も増えていくとみており、熱中症予防と注意を呼びかけている。
今年5月〜8月4日までに31人が搬送され、入院に至らない軽症は18人、入院となった中等症は13人。年齢別では18歳未満が8人、18歳〜64歳が11人、65歳以上は12人だった。在宅中に搬送された人は9人で、日中はもとより、夜の11時台に搬送された人もいたという。「冷房を嫌う方もいらっしゃいますが、深夜であっても室温を28度以下に保つようエアコンを適切に利用していただきたい」と同課担当者。
6月末に梅雨明けした昨年は5月〜7月31日までに63人が搬送されたのに対し、今年の同時期は17人だった。これに対し担当者は「昨年より搬送件数が減ったわけではなく、たんに今年は梅雨明けの時期が遅れたということ」と指摘。「今年はこれからがさらに熱中症の危険性が高くなるので、油断大敵の意識をしっかり持ち、こまめな水分補給など対策をとることが重要」と話している。
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