第48回全国消防救助技術大会(主催/全国消防協会)が8月25日、岡山県内で行われ、平塚消防署海岸出張所に勤務する佐渡隆宏さん(32)が水上種目「複合検索」の部で7位入賞を果たした。
複合検索はマスク・シュノーケル・フィンを着けた状態で50mプールを泳ぎ、4カ所に設置された浮環をくぐり抜けながら水底に置かれた4つのリングをすべて拾い、ゴールを目指す競技。水中の行方不明者の捜索を想定した訓練に位置付けられている。
佐渡さんは県大会を15人中3位の25・4秒で突破すると、続く関東大会では24・4秒と記録を更新。23人中4位で全国への切符を手にした。
全国大会の同種目には26人が出場し、その中で佐渡さんは最年長だった。脂の乗った精鋭たちに交じり力泳を披露したいぶし銀は、24・5秒でフィニッシュ。目標としていた入賞を見事に果たした。
「今回の結果は、先輩や同僚、家族をはじめ多くの方々の支えのおかげです。この経験を平塚の安心・安全に生かしていきます」と佐渡さん。今後は後進の育成にまわり、裏方として平塚勢の全国入賞をサポートしていくつもりだ。
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