空き家を改築したギャラリー「オケラハウス」(錦町2の5)で、ギャラリーのオーナーでアートディレクターの平田好さん(61)の個展「演劇宣伝美術展」が9月21日(土)から開催される。平田さんが手がけた演劇の販促用ポスターやチラシ約120点が展示される。
平田さんの演劇ポスター初作品は空を背にそびえるように映るアンティークミシンがデザインされた野田秀樹氏の舞台『キル』(1994年)だ。「デジタル技術は一切使用していない」と振り返り、背景写真とミシンを設置し、フィルムカメラで撮影したという。
平田さんは「説明的になるのは避けつつ面白い芝居に見えるよう、内容を伝える工夫をしていました。ゆっくり見てもらえれば」と話していた。
10月6日までの金・土・日と23日オープン。午前11時〜午後5時30分。
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