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平塚市 産前・産後ヘルパー派遣へ 生活負担軽減に向け新設

社会

掲載号:2019年9月26日号

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市保健センター3階にある、同制度の受付窓口「ひらつかネウボラルームはぐくみ」
市保健センター3階にある、同制度の受付窓口「ひらつかネウボラルームはぐくみ」

 体調不良などで育児や家事が困難な妊産婦のための子育て支援策として、平塚市は市内の訪問介護事業所と連携し、10月1日から「産前・産後ヘルパー」の派遣を開始する。市は「必要としている多くの家庭に利用してほしい」としている。

 市内に住民票がある妊産婦を対象とし、希望者の自宅に市の委託介護事業所が有料でヘルパーを派遣する。市健康課によると、産前・産後の女性が家事や子育てヘルパーの派遣を申請できる仕組みは県内でも数少なく、同様の事業に取り組む自治体は横浜、川崎、横須賀などにとどまるという。

 利用期間は、母子健康手帳の取得後から産後5カ月(多児の場合は産後1年)以内。平日の午前9時から午後5時までの間、ヘルパーがミルクの準備や沐浴の補助、おむつ交換、保育園への送迎などをはじめ、家族の食事の支度、衣類の洗濯、居室の清掃、生活必需品の買い物など家事も代行する。

 派遣元は「どんぐりケアサービス」(東真土)、「ワーカーズコレクティブ笑顔」(南原)、「のぞみケアサービス」(西八幡)の3事業所。1人につき20回(多胎児の場合は40回)を限度に利用できる。

 市は「産後5カ月くらいまでは母親が特に疲れやすい時期。ヘルパー派遣制度があることも安心につながるのでは」としている。

利便性の高い妊産婦支援へ

 同制度の創設をめぐっては、落合克宏市長が4月の市長選で公約に掲げていた。市は6月の一般会計補正予算に約300万円を計上している。

 市健康課によると、これまではネグレクト(育児放棄)など児童虐待に陥る恐れがある子育て家庭に限り、市社会福祉協議会が養育支援ヘルパーを派遣してきた。ただ、派遣実績は年5件ほどしかなく、市民からは虐待の有無を問わず、妊産婦が申請することで利用できる制度を望む声が上がっていたという。

慢性的なヘルパー不足

 そこで市は、より利便性の高いサービスの提供を目指し、多くの介護事業所に連携を打診。慢性的なヘルパー不足を理由に委託先探しは難航したが、呼び掛けの結果、事業所3カ所から賛同を得て実現に漕ぎつけた。

 派遣を受ける場合は、1回(2時間以内)1200円を利用者が負担。委託料5500円から利用者負担金を差し引いた額を公費で負担する。買い物、送迎などの交通費は利用者が負担するほか、事業所によっては入会金が別途必要(自宅以外や市外への派遣は原則不可)。

 利用希望者は市のHP、または「ひらつかネウボラルームはぐくみ」(東豊田448の3)の窓口で申請書を入手し、必要事項を記入。その後、直接「はぐくみ」に持参、または「〒254─0082平塚市東豊田448の3 平塚市保健センター3階 ひらつかネウボラルームはぐくみ」宛に郵送する。問い合わせは、はぐくみ【電話】0463・59・9570へ。

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