龍城ケ丘プール跡地を含む海岸の公園整備計画をめぐり、環境保全を考える議員有志の会が9月28日、市内在住の建築士・米澤正己氏を招き整備の在り方を考える講演会を須賀公民館で開催した。地元住民など約50人が参加した。
市は、民間事業者が費用の一部を負担して整備・運営する「パークPFI」(公募設置管理制度)の手法を活用するとし、8月に事業者募集を開始、提案を待っている状況だ。
しかし、環境保全などについて不安視する住民の反発は根強く、公園整備の在り方を問い直す運動として石田雄二市議、松本敏子市議、江口友子市議、端文昭市議、府川勝市議が講演を企画した。
講師を務めた米澤氏はプールの躯体を生かしたコンクリート構造の地下駐車場を提案。「樹林地を削ることなく駐車台数を確保できる」「高潮や津波発生時は駐車場がシェルターになる」などの見解を披露した。
同会は今後、同様の講演会や署名活動を進め、海岸整備の再考を訴えていきたいとしている。
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