新米の収穫シーズンを迎え、平塚市を中心に大磯町、二宮町で生産された「湘南そだち米」の初集荷が9月26日、JA湘南経済センターで行われた。農産物検査員の資格を持つ職員が粒の形状や色などをチェックし、出来栄えを評価した。
湘南そだち米は、はるみ、キヌヒカリ、さとじまんの3品種。粒が白く濁る白未熟粒やもみが黒くなる褐変穂などの症状が見られ、検査員は「味に大きな影響はないが、等級を下げる要因になる」と話していた。
JA湘南では今年度計画で868トン(はるみ約723トン)を見込んでいたが、「7月の日照不足と8月の猛暑が稲の育成と収穫量に影響を与えた」として、昨年同量の724トン(同528トン)に落ち込むのではとみている。
農水省が2016年度に発表した作況調査によると、平塚市の米の収穫量は県内トップ。なかでも平塚産まれの「はるみ」は、ツヤと甘みのある品種で冷めても美味しいとして、2016年と17年に日本穀物検定協会の食味ランキングで最高ランクの特A評価を獲得した。JA湘南大型農産物直売所「あさつゆ広場」などで販売されている。
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