県立花と緑のふれあいセンター「花菜ガーデン」園長の 小倉 隆史さん 浦安市在住 41歳
遊び心で笑顔の花咲かす
○…5日から始まる「ローズフェスティバル2019秋」の開催に向け「思い出を持って帰れるような、そんな園にしたい」と意気込む。春秋のバラが有名な同園だが、四季を通した集客にも注力したい。「今日も芝生で寝転がっている方がいたり、親子連れが遊んでいたりと、気持ちいい場所がたくさんある。花菜ガーデンに来たことがない人に、この魅力をどう伝えるか、考えていきたい」と愛情たっぷりに園内を見渡す。
○…新卒でおもちゃメーカーに入社し、『ドラえもん』や『シルバニアファミリー』などの広報宣伝やテーマパーク設立に関わった。(株)オリエンタルランドに転職後は新規事業開発に携わり、『ダッフィー』のブランディングなどを担当。『ジェラトーニ』『ステラ・ルー』といった人気キャラクターを誕生させた。「0から1を生み出すときに、一番モチベーションが上がります」。掃除ロボットのように園内を走る自動芝刈り機に「目をつけてみたら、生き物みたいで楽しい」と着眼点はユニーク。当たり前の光景の中に、工夫ひとつで見どころを作り出す。
○…大のボードゲーム好き。中学生の頃、競馬ゲームをルールから作り、友達と囲んでは盛り上がった。月に1度は妻と小学3年生の息子、兄家族、両親で集い、本場ドイツのゲームを楽しむ。園長着任時も、ボードゲームのワークショップを企画。ガーデナーやショップ店員など、普段は接点のないスタッフ間交流にも役立った。
○…自宅から片道2時間40分。園の資料を読んだり、ビジネススクールの動画を見たりと、長い通勤時間を充実させている。「ハロウィーン時期は園内に毎日黒猫の置物を隠そうと思います。ぜひ探してみて」と、遊び心満載の園長が、花菜ガーデンに笑顔を生み出す。
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