リトアニア共和国カウナス市の小学校長などからなる教育訪問団が10月7日、平塚市役所で落合克宏市長らを表敬訪問した。一行は12日までの予定で港小学校、土沢中学校、東海大学、市美術館などを視察する。
同訪問団が平塚市内を視察するのは、2017年に続いて2回目。この日は、同団の団長でカウナス市教員資格センターのラサ・ボルトケーヴィチエネ所長をはじめ、小学校長ら10人による訪問団が来庁し、落合市長や吉野雅裕教育長らと交流を深めた。
2020東京五輪・パラリンピックに向け、リトアニアの事前キャンプのホストタウンとなった平塚市。これを契機に、カウナス市は2018年10月、平塚市と覚書を締結し、教育・文化・経済・スポーツ・国際協力分野などでの相互友好交流を促進している。
この日、ラサ所長は16年から今年まで、リトアニアを視察した平塚市職員らとの交流の様子をまとめた本を寄贈。落合市長は、東海道の宿場町として栄えた平塚宿を描いた浮世絵を贈った。
「温かく迎えてくれて嬉しい。市内の小学校での子供たちとの文化交流などを楽しみにしている」とラサ所長。落合市長は「平塚市の教育現場をご覧いただき、カウナス市との共通点や相違点を感じながら、今後の教育に生かしてほしい。今後もさらに交流が深まることを願っている」と話した。
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