総合格闘技団体パンクラスが7月に行ったフライ級タイトルマッチに勝利し、暫定王者となった升水翔兵選手が11日、市役所で落合克宏市長に喜びを報告した。升水選手は大きなチャンピオンベルトを抱え、「泣かないと決めていたのにベルトを手にした瞬間、これまでの苦労を思い起して泣いてしまった」とうれしさを振り返った。
大野中学校柔道部時代に全国大会で準優勝した升水さんは、名門の東海大相模高、東海大学へ進学後も数々の大会で好成績を収めた。ルール改正で得意技が禁止されたことを受け、23歳で趣味として総合格闘技を始めると、瞬く間に才能が開花して2014年にプロデビューした。リングネームは「翔兵」で、5年間の戦績は12勝2敗と活躍している。
今後については「米国の格闘技団体の王座を視野に入れて活動したい」と目標を語り、「平塚の子供たちに『夢は叶う』と伝えていける存在になりたい」と語った。
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